Nagra TUBE DACは、DSD 256および384 kHzのPCMシグナルを比類のない自然な音質で再生できる妥協のないD/Aコンバーターです。
世界的に評価の高いHD DACの高解像度サウンドをベースとして、最新のサンプリング周波数と解像度を実現する目的で開発されました。この開発の機会となったのが、まったく新しいデジタルインターフェースとコンバーターによってHD DACの性能をさらに高めるためのHD DAC Xプロジェクトでした。
新しいデジタルコアは、HD DACの開発から得た知識と経験に基づいて作成。刷新されたコンバーターと新しいUSBインターフェースを搭載しました。これにより、通常のレッドブックCDからS/P DIFにいたるまで、すべてのフォーマットで品質が大幅に向上しました。
変換
TUBE DACは、元のサウンドを少しも変えることなく、非常に高い精度でデジタル信号をアナログ信号に変換するように設計されています。この目的は全体として十分に達成され、これまでにないほど高いレベルのサウンドが実現しました。
さまざまな角度から入念な調整をすることで、高度な設計と精度を実現。DSD 4x (Direct Stream Digital 256) を採用した回路は、標準CDの256倍、SACDの2倍という、現時点で実現可能な最高の解像度で動作します。
アナログ部
アナログ部でも、非常に高度なアプローチを採用。デジタル変換回路から送信される高品質な信号により、急激に変化する従来のフィルターを完全に排除することに成功しました。これにより、トランジェントとハーモニクスが保持されるため、非常に自然なサウンドが実現します。重要な設計要素として、超高性能ドライバー、手巻きトランス、真空管駆動式出力部などを備えました。
電源装置
ユニットの動力源となる25個の高精度超低ノイズ内部電源により、各コンポーネント専用の独立した電源が供給されます。Nagra TUBE DACコンバーターでは、2つの独立した外部電源が使用されます。1つはデジタル部用、もう1つはアナログ部用です。デジタル部とアナログ部は完全に独立しているため、このような構造になっています。TUBE DACは、前世代の電源であるNagra MPSとも互換性がありますが、最高レベルのパフォーマンスを実現するには、Nagra CLASSIC PSUユニットと組み合わせてのご使用をお勧めします。
接続性
TUBE DACの接続性は非常に高く、すべてのタイプの家庭用システムと業務用システムに接続することができます。TUBE DACには、WindowsとMacのDSD 256形式までの信号を受信するオーディオUSB入力が装備されているため、コンピューターを使用する環境に特に適しています。
Technical specification
ELECTRONICS
Internal processing: | 11.2 MHz, 72 Bits |
Compatible digital formats: | PCM 24 bits up to 384 kHz, DXD, DSD 256 |
Bandwidth: | 5Hz to 40 kHz (+0 – 3dB) |
Noise level: | -128 dBr (linear) |
Interchannel phase: | <0.5° at 20 kHz |
Distortion: | < 0.02% (at -20dBFS) |
CONNECTIONS
Digital inputs: | 2 x S/DIF, 1 AES/EBU, 1 Optical, 1 Audio USB (mode 2), 1 x I2S (Nagra format) |
Outputs: | 1 stereo on RCA connectors, 1 stereo XLR (Symmetrical on transformers available as an option) |
GENERAL
Dimensions: | 280 x 350 x 76mm (12 x 13.7 x 3 inches) |
POWER SUPPLY
Compatible with Nagra PSU (recommended for maximum performance) and Nagra MPS (compatible):
User Manual: English
CLASSIC VFS for Source: Vibration Free Support
CLASSIC PSU: Multiple Power Supply
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